音楽工房G.M.P the 大楽

より深い曲の仕上げ方について

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曲の理想的な仕上げ方とは?

曲の理想的な仕上げ方とは?

2023/11/02

深く作品を完成させるために

札幌市南区真駒内駅近く、柏丘にある音楽教室(ピアノ教室と声楽教室)、音楽工房G.M.Pの大楽勝美です。

皆さんはコンサートやコンクールなど本番で弾く曲の準備はどのくらい前からなさっていますか?課題曲があるコンクールなどは、その要項が出た頃から選曲→譜読みなので本番の前3〜4ヶ月といったところでしょうか。曲の難易度にもよるかもしれませんが、2〜3週間をメドに仕上げる感じだと思います。なかなかそううまくは行きませんが(笑)。

曲を仕上げるスケジュールには色々やり方があります。本番前ギリギリに仕上げるやり方、本番のかなり前に仕上げ、少し熟成をかけるやり方など、それぞれの方に合ったペースで仕上げればいいのでしょうが、やはり理想的な仕上げ方はあるのです。

易しい曲を長い期間持っている場合は特に気をつけなければいけません。必ず飽きるからです。こういう経験をされている先生、生徒さんは結構多いのでは?それでもずっと本番までその曲を弾き続けるのはいい演奏するためには良くないと思います。曲に対しての気持ちのバイオリズムは必ずあるからです。バイオリズムが高い時に本番を迎えられるのが一番いいのですが、それはなかなか難しいですね。特に小さなお子さんにおいては、そのコントロールする役目は指導されている先生に負うところがあるので大変です。

そこで本番でうまく弾けるバイオリズムを作るにはどうすればいいのか?

本番1か月前を目標に曲を仕上げる→1〜2週間はその曲を弾かず他の曲をやる→ラスト2週間あたらからまた弾き始める(バイオリズム、テンションを上げる)→本番の前は1回だけ速くあとはゆっくり練習。こんな感じです。

そして一番大事なのは、実は1〜2週間その曲を弾かない事です。その間、心配になると思いますが、そこを我慢して他の好きな曲などを弾いたりすると、また曲に戻った時に、気持ちがリフレッシュでき、インスピレーションも得られるケースが多いからです。

しかしながら、なかなかこの方法を実践するのは、慣れないと勇気がいるかもしれませんが、普段のレッスンにおいてもこのプロセスが可能だと思うので、ぜひ思い切って挑戦してみることをお薦めいたします。

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