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札幌市|ピアノの練習時間は何時間必要?【音楽工房G.M.P】

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札幌市|ピアノの練習時間は?【音楽工房G.M.P】

札幌市|ピアノの練習時間は?【音楽工房G.M.P】

2021/10/25

ピアノの練習時間はどのくらい必要なんでしょうか?

 

札幌市南区真駒内駅近くのピアノ教室、音楽工房G.M.Pの大楽勝美です。ブログをお読みいただき、ありがとうございます。今日は、ピアノの練習時間について書いてみようと思います。

よく、「練習時間は多ければ多いほど上手になる」と言われていますが、この事はある意味正しいことだと思います。しかしながら「ある意味」ですが。。練習時間は人によって、年代によっても幅があります。若い時は、体力や気力もモリモリあるので、さほど長時間でも苦にならないかもしれませんが、小さいお子さんや小中高の方は勉強や他の習い事で練習時間を長時間取ることがだんだん難しくなる、年を経てくると、逆に時間はあるけれど体力や集中力が低下してしまうなどそれぞれの年代でそれぞれの理由があるものです。これだと、いくつになっても十分な練習時間を得ることは難しそうに思えます。なので、「長時間の練習時間」を目指すことも大事ですがここでは、「練習時間の適切な配分」をすることによって、上達につなげていく方法の一つを述べてみます。

今回は練習時間の配分が重点なので、曲の練習順番などは後日述べようと思います。人間は普通の集中力持続時間は30分くらいと言われています。「自分は1時間は大丈夫。」と思われる方も実は、1時間の中にふと集中力が途切れる瞬間があるかもしれません。実際に僕もやっていますが、最初は15分くらいでヘトヘトになりました。今は1時間は持つようになりましたが、相変わらずヘトヘトになります(笑)。15分ずつくらいずつくらい伸ばしていったほうがいいかもしれませんね。

練習している間は、他のことは一切シャットアウトして曲だけに集中します。集中する中身については暗譜でもいいし、くり返し練習するもいいと思います。練習目的を1つに絞って練習するとよいと思います。

集中力が切れる時は、必ず自分で分かります。フッと力が抜けたような浮遊感を覚えたらすぐ練習をやめましょう。そうしたら休憩しましょう。休憩時間は練習した時間の2倍以上です。中途半端な休憩は次の練習のやる気のなさにつながりますので、休憩中は今やった曲のことは一切忘れることが大切です。

そしてそのルーティンを理想的には3回繰り返す、つまり休憩も入れた練習時間は30分の練習、30分の休憩でトータル2時間30分、さらっている時間は1時間30分ということになります。1時間練習したら、休憩または終了という練習方法でもホントの集中力を発揮できるのならもちろんOKです。ただ何回も繰り返しになりますが、「ヘトヘトになるまでの集中」を体感する時間こそが大事なので、練習時間の長さにとらわれないことこそが「ピアノの練習の第一歩」となります。

お子さんの場合は、なかなか大変かもしれませんが、オンとオフの切り替えをうまくしながら、2回くらいのルーティンでいいかもしれませんね。多分、1時間ぶっ続けは逆に集中力の低下につながる心配もあるので、15分のくらいから、徐々に長くしていくのがいいかもしれません。

 

 

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