札幌市｜練習量は手の形や指の形で分かるんです【音楽工房G.M.P】

小指は一番弱い指です。小指の下の筋肉を正しく使っているとだんだん根元から手首にかけてのラインが外に出っ張って膨らんだような形になっていきます。しっかりと小指が使われている証拠です。

親指は他の４本と比べると離れて付いているうえに、一番太い指なのでコントロールが難しい指です。しっかりと独立性を得て早く動かす練習をしていくと筋肉がどんどん盛り上がり、膨らみに弾力性もついてくると、音色にもふくよかさがでてきます。

ピアノはもちろん指で弾くのですが、正しいタッチで弾くことがとても大事です。指を立てすぎると爪が邪魔をしてすべってうまく弾けません。指先の膨らみ部分で弾くタッチを身に付けると決して固く機械的な音質にはなりません。正しいピアノの触れ方をしていると、爪の先よりも指のお肉の方がはみ出してくるのです。爪がお肉に食い込んでる形ですね。