札幌市|第三回グランディール音楽コンクール北海道本選審査がありました【音楽工房G.M.P】
2022/12/28
第三回グランディール音楽コンクール北海道本選演奏の印象についての一言
札幌市南区真駒内駅近くのピアノ教室、音楽工房G.M.Pの大楽勝美です。本日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。
12月27日(火)札幌コンサートホールKitara小ホールにおいて、第三回グランディール音楽コンクール北海道本選の審査がありました。そうそうたる先生方とご一緒しながらの審査でしたが、有益なお話も沢山伺いつつ、審査もしっかりとバランス良くできました。
なかなか、コンクールというのは審査員な点数の差がばらつくことも結構あるのですが、今回はそういう意味でほとんどそれがなかったそうです。
このコンクールは「演奏の正確性」、「構成力」、「表現力」、「音楽的な響き」という4つの審査基準があるので、それに照らし合わせながら、プラス「意志」や「個性」などが加味されて点数として出てきます。何となく全体的に聴いているわけではないので、受ける生徒さん達も、そこを意識して弾くと良いと思うのですが、さて、今回はどうだったでしょう?
ホールが響きの良いキタラ小ホールだったこともあり、なかなかスタインウェイピアノでいきなりこれらを限られた演奏時間でというのは難しかったかもしれません。自分では気持ちよく弾いていると思っている音、特に高音部のクリア感が聴く方はこもっていたり、低音部がなり過ぎて高音部のメロディが聴こえないなどの演奏が散見されていました。
その中でもバランスよく曲をまとめられた方々はやはり、最優秀賞を受賞されたのではないかと思いました。しかしながら、弾かれたかたのほとんどがミスもなく、演奏の正確性においてはレベルの高い本選であったのは間違いありません。全国大会ではもっともっと個性が花開けばいいなぁと思います。お疲れ様でした!