札幌市|レッスンプログラムをしっかり見極めることが上達へとつながります【音楽工房G.M.P】
2022/03/23
レッスンの時間や内容も興味深く見ていきましょう。
札幌市南区真駒内柏丘にあるピアノ教室、音楽工房G.M.Pの大楽勝美です。もうすぐ新しい年度を迎え、保護者の方々も何かとバタバタ忙しい時期ですね。お子さまの習い事も何をどうしようか迷っておられるう時期でもあるでしょう。
例えばピアノ教室を選ばれる時はやはり、無料体験レッスンなどを通じて決める方も多いことでしょう。教室の雰囲気や場所、先生とお子さまとの相性、月謝の金額に関することなどを大切な判断材料として教室を選ばれているようにも感じます。
その後レッスンが開始されるわけですが、ここからが教室ごとの特徴やポリシーが徐々に分かれてくるのに気がつくことがあります。例えば、月謝に対する保護者の方や教室の考え方なども千差万別です。
一つの曲を何ヶ月もやる教室、その逆に曲が仕上がらないうちにどんどん先に進み、上のレヴェルの楽譜に移る教室、「最初は安かった月謝も楽譜や教材が変わるごとに徐々に高くなり、その割には上達があまり見られないんです。」などの不安感をおっしゃる保護者のお話や、「レッスン時間がレッスン開始が部屋に入った瞬間からカウントされるので急いで準備しても実際にピアノを弾いている時間はもっと短くなってしまう。」とかいうお話も。。
ピアノのレッスン料や月謝はそれぞれの教室で決めるので色々と差異はあって当然ですが、大事なことは値段に見合ったレッスンの総合的な内容、そして何よりも大事なことはレッスンの時間と内容が比例していることです。小さいお子さんのレッスンにおいてもピアノだけでなく、リトミック的なことを合わせれば30~35分のレッスン時間はあっという間に過ぎてしまうのではないかと思います。もちろん、ピアノの前に座ってからの時間ですが。(笑)。
また、コンクールを受けることによってピアノの上達につなげようとすることがよくあります。このこと自体は否定しませんが、中には一年をコンクールの渡り歩く方がおられます。ずーっと同じ曲で受けておられるお子さんもお見かけすることもあります。普段の基礎練習や色々な曲を仕上げる訓練はとても大事です。その上でコンクールを受けることには賛成です。レパートリーを拡げることも先生の責務です。
コンクールを受けているだけではピアノは上達しないことははっきり言えます。上達には順序があるからなのです。そういう意味では、レッスン内容と時間、さらには月謝の金額とのバランス関係も重要になってくるのです。