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札幌市|グランディール音楽コンクール札幌本選を聴きました【音楽工房G.M.P】

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札幌市|グランディール音楽コンクール札幌本選を聴きました【音楽工房G.M.P】

札幌市|グランディール音楽コンクール札幌本選審査でした【音楽工房G.M.P】

2021/12/02

グランディール音楽コンクール札幌本選を審査してみて

札幌市南区真駒内駅近くのピアノ教室、音楽工房G.M.Pの大楽勝美です。本日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。

少々遅くなりましたが、11月28日札幌のカワイシュシュホールにおいて、グランディール音楽コンクール札幌本選のピアノ部門のホール審査をさせていただきました。

今回はオンライン審査はなく、全てホールでの審査でした。コンクールの会場というのは種々様々で、響きがよいホール、そうでないホールやピアノがいいホール、ピアノの鳴りが今ひとつのホールなど、コンクールを受ける方々にとっては条件は同じでも、ちょっとしたことで演奏表現のテンションが上がったり下がったりすることってありますよね。その中で競うわけですからなかなかしんどいこともあると思います。

最近は、ご自分が弾くホールを借りて、ピアノに慣れておく方も結構いらっしゃいます。あらかじめ響きやピアノに慣れることはそれなりにいいこともあるのでしょうが、特に大事なことは、家で弾くよりもホールではメロディのクリア感、そしてを伴奏とのバランスをしっかりとることが大切だと思います。大きなピアノを弾くときには特に中音域と高音域との差をしっかりつけることが難しいので、本番でも注意しながら弾けるとよいですね。もちろん、伴奏の表現もメロディをしっかり助けなければなりませんが。

ホールでの練習ができた方もそうでない方も、今回に限ってはその差がなかったように感じました。それよりも、早くにピアノの特色をつかんで響きを創ることができて、表現に結び付けた方がいい成績を残せたように感じました。テクニックや曲に対しての理解度はそんなに差がないのに点数に差があったのは、そのあたりだったように感じました。

次回は全国大会、札幌コンサートホールKitaraです。ピアノの楽器、響きは申し分のない素晴らしいホールです。ピアノと響きをすばやく味方につけて、気持ちによく演奏していただけたらなぁと思います。

 

 

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