札幌市|本番でいい演奏をするためには【音楽工房G.M.P】

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2021/09/02

本番での成功は、暗譜の成功にあり!です

 

札幌市南区真駒内駅近くのピアノ教室、音楽工房G.M.Pの大楽勝美です。本日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。

みなさんは、演奏の本番中に暗譜を忘れてしまって止まってしまったとか、途中でぐちゃぐちゃになってしまった、あるいは普段間違っていなかったところを失敗してしまったり、ヒヤッとした経験はありませんか?ピアノを勉強している方のおそらく90%以上の方が、こんな「イヤ~な」本番での思い出をお持ちだろうと思います。そして、それがきっかけで、「自分はやっぱり人前で弾くのには向いていないのかも。。」と自信がなくなってしまうなんてこともあるかもしれません。特に、小さいお子さんより段々年齢が上がっていくほどその悩みが大きくなるのではないかと想像できます。

小さい時は、曲も短く、先生に言われたとおりに弾くために集中できるのですが、大きくなるとそれなりに曲も難しくなり、普段の練習量の差による自信の大小なんかも本番での気持ちに影響してしまうこともあるかもしれませんね。現代はまだ、コンクールや発表会、コンサートではピアノ演奏は「暗譜」がほとんどです。そう、全ては「暗譜への自信」が本番の成功の可否を決めていると言っても過言ではありません。歴代のピアノ演奏の教本を読んでも、これで絶対大丈夫という暗譜の仕方はお目にかかったことはまずありません。では、どうしたら自信をもって演奏できるのでしょうか?

「クラシック音楽作品は建築に通じる」・・家を建てる時、まずコンクリートで基礎工事をします。これはクラシックで言うと「左手」にあたります。ハーモニーをしっかり形作る下支えを作るということに当たります。メロディなどを拠り所にしてしまうと、本番での緊張感などでそのメロディを忘れてしまった場合は、左手は絶対出てきません。まさにお手上げです。。。言ってみれば、「砂上の楼閣」の右手は崩れてしまうと、もう全部崩れてしまうということなのです。

本番演奏での一番の拠り所は、「左手」です。左手さえしっかり覚えておけば、右手を万が一忘れてもすぐつながって弾けます。普段の練習では左手だけをしっかり暗譜することがとても大事です。ただし、右手(メロディと一緒に)を動かしながら左手は覚えないように、しっかり頭でドレミの音名で左手だけを覚える練習をしましょう。もちろん左手だけ覚えたら両手で弾いてみるとよいです。きっと、曲に対しての自信の度合いが、今までと違っているかもしれません。

芸大の大学院の修了演奏試験でベートーヴェンの「ディアベッリの主題による33の変奏曲」という曲を弾いた時も、この方法で45分間無事弾き通すことができた経験があります。もちろんその前から、バッハの作品で誰の作品であれ、この方法で本番を切り抜けてきました。この練習方法の一番良い点は、「緊張した本番での冷静さ、客観性を持続できる拠り所が演奏の成功につなげることができる」ことです。演奏の重要な要素の一つである「演奏の客観性」において特に有益な練習法だと思います。

もう一つ、暗譜する時に役に立つ方法があります。弾きながら覚える方法、自分の弾いている曲を五線紙に書いてみる方法がとても効果的だと言われていますが、僕はそれよりも、弾かないで「目をつぶって頭の中に楽譜を映す方法」を使っています。

これは、寝る時に(別に寝る時でなくてもいいんですが(笑))電気を消し、自分の側に楽譜を置いて目をつぶり、曲を目の奥のスクリーンに、映画のスクリーンのように、あるいは写真のように楽譜を思い浮かべるんです。最初は、慣れないので音符の一つ一つが分からなくなることが多いかもしれませんが、もしも、そこで分からなくなってしまったら、1回部屋の電気をつけて楽譜を開きその音を確認、そしてまた同じことを繰り返しながら先へ進みます。これは少し大変なので、一度に曲全部をやらなくても、今日はここまでという風に区切って、ご自分のペースでやられてかまいません。この、「寝ながら覚える暗譜の方法」は何がいいかって、次の日の朝、楽譜の記憶が残っていることです。特に、本番の二週間前くらいからやると効果が大きいと思います。

ただしこの方法、慣れてくると、寝つきの良い方は、思い浮かべて瞬間に訳が分からなくなってしまいますから、次の日の朝「しまった・・」と言うことになりかねませんので、ご注意を(笑)。

暗譜の仕方は人それぞれですが、どなたにも必ず効果があり、緊張した本番を成功へ導く方法として経験上、十分効果があると思いますので、参考にしていただければ幸いです。

 

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