音楽工房G.M.P the 大楽

モーツァルトを弾くのは難しい。。

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モーツァルトを弾くのは難しい。。

モーツァルトを弾くのは難しい。。

2024/07/03

モーツァルトの演奏は緊張感が漂いますが、音楽は自然で癒されます

札幌市南区真駒内柏丘にある音楽教室(ピアノ教室と声楽教室)、音楽工房G.M.Pの大楽勝美です。大変ご無沙汰のブログアップで申し訳ありません。。またこれからどしどしといきますのでよろしくお願いいたします。

さて、ピアニストの中で「聴いているのは気持ちがいいけど、弾くのが難しい作曲家のNo.1」と言ったらまず頭に浮かぶ作曲家と言ったら、モーツァルトではないでしょうか?(笑)本番なんかではちょっとでも集中力が散漫になると、途端に指がもつれ出して一挙に奈落の底へ•••なんてこともあります。

実際、有名なピアニストが突然混乱状態になってついには演奏停止になったところを見たこともあります。しかもモーツァルトのピアニスト協奏曲でそれをやってしまったものですから、オーケストラも停止。。思い出すだけで冷や汗がタラ~ッです。

では、そうならないためにどうしたらいいのでしょうか?

モーツァルトのテクニックには、沢山のテクニックパターンがあります。まず、そのパターンごとにテクニックを練習します。特に大事なのは、「指使いの決定」です。それは例えば「デュポールの主題による変奏曲」などの変奏曲で様々なパターンを取り出し、パターンごとの練習をするといいかもしれません。別に他の曲でもいいのですが、なるべくテクニックパターンが豊富な曲がいいでしょうね。

そして、その中でも基本的なことは「手首の高さと指先との接触面、弱い指に対しての指を上げるスピード」です。特にトリルなどでの速く指を回さなければいけない箇所が、ある意味モーツァルトなどの大きな古典派の特徴ですので、きれいに弾きたいですよね?!これもやはりトリルパターンの練習方法を会得しなければなりません。

スケールにはスケールのテクニックパターン、アルペッジョはアルペッジョのパターンなど、色々なパターンをつなぎ合わせていけば曲は完成するわけです。本番でもテクニックのパターンはできている訳なので、あとは自信を持ってモーツァルトの音楽を弾くだけです。

まあでも、言うのは易し、やるのは難しですが、漫然と恐怖と戦いながらある種「賭け」のように弾きたくはありませんよね?!

それぞれのモーツァルトテクニックパターンの細かい部分についてはいづれ、これまただいぶサボっているYouTubeの「ピアノ塾」でもやってみたいと考えています。

どちらにしても、モーツァルトは自然に弾くのがほんとに難しい作曲家であることは間違いありませんが(笑)。

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