札幌市|フジコヘミングさんにインタビューさせていただきました【音楽工房G.M.P】
2021/10/30
札幌市南区真駒内駅近くのピアノ教室、音楽工房G.M.Pの大楽勝美です。10月29日金曜日、札幌コンサートホールキタラ大ホールで、フジコヘミングさんのコンサートがあり、STVラジオの「大楽勝美のクラシックも聴いてみよう」スペシャルヴァージョンのために、フジコさんにインタビューをさせていただきました。
当日も満席のお客様の中、魂のこもった演奏で感動!幸せな時間を過ごすことができました。鳴りやまぬ万雷の拍手の中、全プログラム終了後のインタビューだったので、さぞやお疲れのことと思ったのですがいやいや、超お元気でお話していただけたのには、またまたビックリ!
コンサートの出来にもとても満足されていたようで、音楽やピアノのことはもちろん、お耳のことや猫ちゃんのこと、今やこれからのことなど盛り沢山のことをテンションマキシムでお話される姿にはやはり「巨匠」と呼ぶのにふさわしい、エネルギッシュでしかもお人柄が気さくで人を惹きつけるオーラがバンバン出ておりました。
「ヨーロッパで転んじゃって、PCR検査4回もやられちゃって耳の調子がよくないのよ。」えっ、そんな状態でこの素晴らしい演奏?!特にショパンのピアノ協奏曲第2番の第2楽章は絶品でした。そのことを申し上げると「そう思う?私もそう思うわ」。フジコさんの「音」は未だに耳に残っています。定番の「ラ•カンパネラ」は小さい時からずっと引き続けている大事な曲だともおっしゃってました。
そしてもう一つ、何十年ぶりに芸高、芸大の1年下のN響首席奏者で今は国立音大教授の永峰高志さんと偶然にも再開したのであります。N響ピックアップメンバーによるヴィヴァルディの四季のソロを素晴らしい演奏で、とても楽しく、嬉しかったです。
フジコさんともたくさん共演なさっているとのことだったので、彼にはリハーサル終了後に共演者から感じるフジコさんの演奏の魅力なども伺えたことはインタビューになお一層の重みをつけていただくこととなりました。
「私は永遠にピアノを弾き続けるのよ」とうれしそうにおっしゃるフジコさんの笑顔も忘れることができません。永遠にピアノを弾き続けていただきたいと心底願った夜でした。