音楽工房G.M.P the 大楽

札幌市|今さらですが、弾く姿勢について【音楽工房G.M.P】

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2021/11/07

ピアノを弾く姿勢を時々チェックしましょう

 

札幌市南区真駒内駅近くのピアノ教室、音楽工房G.M.Pの大楽勝美です。本日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。

ピアノのテクニックで一番基礎となることが正しい姿勢であると述べたことがあります。しかし姿勢のチェックについては、ついつい忘れてしまうのもよくあることかもしれません。椅子の高さ、ピアノとの距離は、恐らく毎回チェックするのに、姿勢については練習中にはほとんど忘れてしまいがちです。

小さいお子さんから年齢を重ねていくに従って背中は丸くなりがちです。顎は譜面を見るために上がってしまい、背中は練習が長くなっていけばいくほどお腹がへこみ、当然背中も丸くなります、その方が楽に感じますから。

では、背中が丸くならない方法はないのでしょうか?

まず、椅子の高さ、ピアノからの距離感を、腕の重さを感じられるように合わせます。鍵盤を下まで押すようにつかみながら(この時は音が出ても出てなくてもかまいません。)腕を回してみて、腕に重さが感じられるようにしてみましょう。そして、身体の前をスムーズに手が通れるようにピアノとの距離を設定、最後は鍵盤をつかんだまま、背骨の下から頭のてっぺんに向かってぐっと伸びます。伸ばす時のイメージは、操り人形のように糸で頭をぐっと引っ張られる感じです。

その感触を練習中にできるだけキープしたいのですが、忘れそうだと思うときは、10分ごとにチェックしましょう。ほとんどの場合は、また丸くなってしまっていることに気がつかれるとと思います。

しかしながら。いいテクニック、いい音色のためには、この正しい姿勢は上達への近道となることは間違いありません。ぜひ、姿勢のチェックをしてみることをおすすめします。

 

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