札幌市|きれいなピアノの音を習得できます【音楽工房G.M.P】
2020/12/06
ピアノの「いい音」ってどんな音でしょう?
札幌市南区のピアノ教室、音楽工房G・M・Pの大楽勝美です。本日もブログをご覧いただき、ありがとうございます。コンクールやコンサートでヴァイオリンやチェロなどの弦楽器は、演奏レベルが同じくらいだとよい楽器の方が上手に聴こえるとよく言われます。値段としては何千万~億くらいまであるそうです。ピアノの値段では最高峰のスタインウェイでも新品で3千万以下だと思いますから(それでもすごいと思いますが・・・)、すごいです。しかも、ピアノの場合は自分の楽器がいくら高くても、弾くときはホール備え付けのコンサートグランドなので、そういう意味で、コンサートやコンクールでの条件は皆さん、同じと言えば同じです。それではなぜ、同じ曲を弾いても同じ演奏がないのでしょうか?特に小さいお子さんの演奏を聴くとき、同じような曲想を教わっているのに演奏がそれぞれ違う、習っていることが同じであれば普通、同じ演奏になるはずですよね?体の大きさ、手の骨格などさまざまな条件が微妙に違って、同じ年代でも大きな音が出るとかなどはありますが、ニュアンスが同じ方向を向いていれば、音楽的にはそんなに違いはあまりないはずです。
では、何が一体何が違うのでしょうか?コンクールやコンサート、発表会など人前で上手に聴こえる方は、音をきれいに出せるタッチやいい音を出せるタッチを持っているのです。この事こそが最後に演奏の良し悪しにかかわってくるのではないかと思うのです。そして、「ピアノのほんとうのきれいな音」をまず自覚することこそがピアノ演奏が上達するまず第一歩だと思います。レッスンの時に「音をよく聞いて」とか「心でイメージを持って」などと言われることがあると思います。どちらとも正しいと思いますが、ピアノを弾くご本人がまず「こうすればきれいな音を出せるんだ」という自信がないとなかなか伝わりづらいものです。「いい音」「きれいな音」は「こう弾いたら絶対出せる」という「論理的な弾き方(奏法)」が実はあるのです。ちょっとだけ言うと、取っ掛かりはまず、「ピアノの音が出ないメカニズム」を習得することから始まるのであります。
詳細は、2020年1月8日金曜日から新しく開始するYouTubeからの動画配信、「だいらくかつみの‟大楽音楽学校”」の中でも折に触れてご説明していこうと考えています。テーマはアットランダムですが、ピアノのタッチや練習方法などや音楽全般に関してのおもしろエピソードやピアニスト言いたい放題など、盛り沢山のテーマで週1回ペースで配信させていただく予定です。