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効率的なピアノの練習のために

効率的なピアノの練習のために

札幌市南区の音楽教室「音楽工房G・M・P」アカデミーの大楽勝美です。

今回は、「効率的なピアノの練習」のためにに必要な練習アイテムついて、述べてみたいと思います。

最近は、楽譜を読めなくても光を追って鍵盤を押して弾く電子ピアノとかも出現して、「指を動かすと認知症やボケ防止になる」など、鍵盤楽器に対する様々な効能も注目されてきています。確かに、ピアニストは概ね長生きの方が多いのは事実であろうかと思いますが(笑)。(もちろん、ピアノだけに限ったことではありませんが。)

しかしながら、ただ指を動かせばいいというものではありません。そこには頭脳や心の積極的な働きも必要になってきます。「ピアノが上手になりたい」とか「もっとピアノが上手になって好きな曲を弾きたい」などそれぞれの目標や希望を持っているからこそ練習に励めるのだと思います。いやいやながらの練習ほど進歩は望めないことは分かりきってることです。が、いざ練習すると、「いくらやっても弾けない」、「こんなに練習しているのに上手にならない」方は、実際に多いのも事実です。そして、結局挫折してしまって、ピアノを止めたり、あきらめたりしてしまったという方々もいらっしゃいます。

そこで今回は、「効率的なピアノ練習への足がかり」としての大事な要素の一つに焦点をあててみました。

ピアノの練習方法のベストって?

世の中には、ピアノ奏法に関する書物やYou Tube系の映像で、弾き方や練習の仕方などを色々なピアニストや先生達が、How to形式で述べられています。その中には、「この通り弾いても上手くならないよなあ。」というのも散見されますが、ほとんどが、専門家が読んだり見たりしてやっと、「ああ、こういうことね」と理解できるものが90%くらいでしょうか。
練習方法はたくさんあるようですが実は、方向性のある練習方法を知らなければ、結局期待するほどの上達は望めず、無駄に練習時間を費やしてしまうことがあるので気をつけなければなりません。
つまり、効率よく練習するための準備が必要なわけです。

練習開始は?

弾きたい曲の楽譜があるとします。皆さんはまず、どうするのでしょう?楽譜を見ながら(見なくてもいいですが)まず1回CDを聴いてみる。そして、「ああこんな感じに仕上がるんだなあ。」と出来上がりのイメージを作る。まあ、それもいいかもしれません。しかしながら、くれぐれも聴き過ぎにご注意を。
さて、それからどうしますか?
きっと大半の方が、片手ずつから音読みから始め、とてもゆっくり弾いて少しずつテンポアップさせていっていませんか?
1曲仕上げるのにたくさんの時間を費やしてはいませんか?
実は、この練習方法こそがその後、長期に渡る苦しい練習ジレンマに陥ってしまう可能性があるのです。

救いの神は?

初見演奏という言葉をお聞きになったことはあるでしょうか。
初見演奏とは、初めて楽譜を見て弾くことだと思ってらっしゃる方も多いと思いますが、ちょっと違うんですね。普通、プロのピアニストはは小さい時から訓練されているので初見演奏は苦になりません。だからといって楽譜を見てすぐ弾くとか、弾けるとは限りません。だいたい3分くらいじっと楽譜を見てから弾き始めるのですが、それでも音の間違いやミスタッチは難しい曲の場合はよくあることです。
初見演奏で大事なことは、「止まらないで、最後までとにかく出来上がったテンポで弾き切ること。」「曲想を弾きながら記憶すること」です。音がなくなっても目で楽譜を追って弾ける音だけでいいんです。CDと一緒に弾くことは、この時だけは許されると思います。
だから、初見演奏は、ある程度の「慣れ」と「目的意識」(曲を仕上げるための近道という)をしっかり持たなければならないので、訓練が必要となってきます。

簡単な初見演奏の仕方(1日5~10分)

ピアノは難しい曲を弾ければ偉いというものではありません。易しい曲を上手に弾くこともとても大切です。
初見演奏の訓練に使うテキストの曲は、非常に優しい曲、例えば全音符、二部音符、四分音符しかない曲を選んでそこから始めるのがいいでしょう。長さも8小節くらいの曲でかまいません。例えば、小さな子供が弾くような教材がいいかもしれません。
曲を選んだら3分半じっと楽譜を見ましょう。何を見るかというとまず、①調性②速さ③拍子③音がたくさん詰まっているところは難しいところが多いので、チェックします。3分半たったら弾き始めます。そのとき大事なのは先ほど述べましたが、音がなくなって鼻歌で歌いながらでもよいですから、なにがあっても最後まで止まらないで弾き切ることです。途中で止まってしまうと何もなりませんのでご注意くださいね。初見演奏の一番大事なことはここです。
この初見演奏の訓練は、ご自分の勉強している曲とは別メニューで5~10分くらい時間が取れるといいと思います。
最初はなかなか難しいと思いますが、ここが練習を効率よく進めるための一番の関門だと思って継続されると、3か月くらいでその効果が、練習している曲にも必ず顕れてきます。頑張りましょう!

初見演奏の練習をピアノの練習に生かしましょう!

初めて見る楽譜をとにもかくにも1回弾き切って見えてくることがあります。肌で感じることと言ってもいいかもしれません。
初めて弾く時に、「弾ける場所」と「弾けない場所」が必ずあります。そして、弾きながら「ここは最後まで練習しなければいけないかも?」という個所も漠然と見えてきます。
そう、そこなんです!自分にとっての厄介な箇所の優先順位を付け、そこから練習を始めていきます。もちろん、その時はうんと、ゆっくり片手ずつから練習してください。でも、いつも頭の中では「最初に弾いた時の印象を忘れないで」ゆっくりさらうことが大事です。
それと、ゆっくりから徐々にテンポを上げていく練習方法もお薦めできません。うんとゆっくり弾いた後は、出来上がったテンポで弾くということの、繰り返しが効率的な練習方法なので試してみてください。メトロノームを一メモリずつ上げていくようなことは決してしないでください。
音楽的な表現についても、初めて弾いた時に感じた「こう弾きたい」とか「ここの部分、好きだなあ。」という印象が仕上がるまで必ず心に残っています。それを、片手ずつから始めて、徐々にテンポを上げていく練習方法だと、仕上がる期間がとても長くなりますし、音楽的にも途中で、自分が感じた曲への最初の感動を忘れてしまう恐れがあります。そして、分からなくなると、またCDを聴いて結局、真似をしてしまうなんてことになってしまいかねません。
この練習方法は、期間的にも早く仕上がり(1曲1~2か月くらい)、ピンポイントで重要な練習個所を見つけることができ、時間がない方でも効率よく練習ができる利点があります。
そして何よりも、いつも新鮮な気持ちで、ご自分の好きな音楽に向き合えるのです。

効率よく練習しましょう

初めて見る楽譜をとにもかくにも1回弾き切って見えてくることがあります。肌で感じることと言ってもいいかもしれません。
初めて弾く時に、「弾ける場所」と「弾けない場所」が必ずあります。そして、弾きながら「ここは最後まで難しい部分だろうなあ。」という個所も見えてきます。
そう、そこなんです!自分にとっての厄介な箇所の優先順位を付け、そこから練習を始めていきます。もちろん、片手ずつゆっくりです。でも、いつも頭の中では「最初に弾いた時の印象を忘れないで」ゆっくりさらうことが大事です。ゆっくりから徐々にテンポを上げていく練習方法もお薦めできません。うんとゆっくり弾いた後は、出来上がったテンポでという繰り返しが効率的な練習方法です。
音楽的な表現についても、初めて弾いた時に感じた「こう弾きたい」とか「ここの部分、好きだなあ。」という印象が仕上がるまで必ず心に残っています。それを、片手ずつ初めて徐々にテンポを上げていく練習方法だと、仕上がる期間がとても長くなりますし、音楽的にも途中で最初の感動を忘れてしまう恐れがあります。そして、分からなくなると、またCDを聴いて結局真似をしてしまうなんてことになってしまうわけです。
この練習方法を使うと、期間的にも早く仕上がり(1曲1~2か月くらい)、ピンポイントで重要な練習個所を見つけることができ、効率よく練習ができるのです。
できれば、先生に正しくできているかどうか、チェックしていただくともっと効果アップにつながります。
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