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人は千差万別です

人は千差万別です

札幌市南区の音楽教室「音楽工房G・M・P」アカデミーのピアノの大楽勝美です。

なかなか厳しい世の中が続いていますが、こんな時こそ好きな事に打ち込んで世界を拡げるのもいいのではないかと。

そんな感じですが、今日はピアノの弾き方などではなく、ちょっとだけ雑感を書いてみました。

「癖」を知ることからです

世間には沢山の音楽に関係する書物があふれています。特にHow to系の「こうするとピアノが上手になれます」みたいな本が多いみたいですよね?!しかしながら、その通りにやってみても大した成果が得られなかったという、その前に何を言っているのか内容が理解できないという声も結構聞きます。
その原因としてはまず、読む方と書く方の音楽や楽器の経験の差がありすぎて、逆に分からなくなってしまうことがあります。次には、書かれてある本の内容が現代の奏法とかけ離れていて古い奏法で、その通りやると弾けない曲も出てきたり、手が痛くなってしまうようなことも。最悪なのは、著者が実は自分の書いたとおりに弾けない、頭だけで書いている場合です。
僕も学生時代はこの類の書物は片っ端から読みあさりました。でも、その中で本当に役に立ったのは一割にも満たなかったのでした。。。
それも一冊の本からではなく、何冊かからの複合的な体験が合体したものでした。
そして今、ようやく10年以上かかって自分オリジナルのメソッドを確立したのです。
でも、そんなに難しいメソッドではありません。人はそれぞれピアノを弾く時にいい意味でも悪い意味でも「癖」があります。それはピアノを弾いてきた年数が多ければ多いほど癖も沢山ついています。まず、そこから悪い癖を直していくことなんですね。
普通、癖を直すのにはピアノを弾いてきた年数の倍はかかると言われますか、このメソッドをしっかりやれば2〜3ヶ月くらいで弾き方が変わってきます。悪い癖の根本原因をしっかりと練習によって修正すれば直っていくものなのです。その原因を見極めるのが先生の役目で、先生が「あなたのここが直れば、このぐらいまで上手くなりますよ。」と弾いてあげて、生徒さんの目標が明確に分かることが一番大事ですね。
生徒さんの弾き方や音楽性は千差万別です。それぞれ違っても大いに結構です。一人ひとりの個性が活きることが一番大事です。ただ、ピアノという楽器の基本的な取扱説明書があるのも事実です。僕もそうでしたが、取扱説明書を間違って読んでしまうといわゆる「変な癖」がついてしまうのです。
もしも、書かれた本の通りできたら、みんな同じになってしまいますよね(笑)
けど、いい本も沢山ありますから、それを見極めていくためにも取扱説明書は必要だと思います。
まず、ご自分の「癖」を知ることから始めましょう!
上手になれる第一歩はそこからです。


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