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ペダルの深さについて

ペダルの深さについて

札幌市南区真駒内の音楽教室「音楽工房G・M・P」のピアニスト、大楽勝美です。

前回は、ペダルの正しい踏み方について書きましたが、今回は「ペダルの深さ」についての簡単な考察を述べてみたいと思います。

最近は「リモート」を活用しながらのレッスンをしなければならない状況が続いておりますが、当分この状態は継続されることと想定しております。

音楽工房G・M・Pでも以前よりスカイプレッスンをしてまいりました。しかしながら、本来の対面でのレッスンはやはりあらゆる意味での基本となることは理想であることは言うまでもありません。

今後は現在の状態も鑑みながら、スカイプやzoomの特徴を生かしたレッスン、そしてそれを対面のレッスンに連動させて、内容を充実させていくことも目指してまいります。

音楽工房G・M・Pではインターネットレッスン、もちろん対面レッスンも随時受け付けておりますので、是非体験してみてください。

それでは始めましょう!

ペダルの効き始めは?

 前にも述べましたが、ペダルは足を乗っけるだけでは効きません。
 足を乗せてほんの軽く動かすと、何かフワフワと抵抗感がなく、軽く感じる部分があってさらに少しずつ踏んでいくと少し抵抗感がある箇所に当たります。ペダルの効果はそこからなのです。それまでは「遊び」と言って全くペダルは効いていません。
まずはその境い目をしっかり感じるために、ゆっくり踏み込む練習をしましょう。そして、ペダルの効果が効き始める時の目安というのは、効き始めるとピアノの弦がダンパーから開放され始まる「シャーン」と言うような音が聴こえます。その音がペダルが効き始めたペダルペダルペダルペダル証拠なので、よく耳で確認してみましょう。

ペダルの深さ

 ペダルが効き始める場所が解ったあとは、踏む「深さ」です。
 まずは、ペダルを下までグッと踏んでみましょう。それを何回か繰り返し、ペダルの深さ(長さ)を体感してください。
 何となくでいいので次は、その深さを4等分、4段階に分けてみましょう。別に正確に測らなくても結構ですよ(笑)ほんとに何となくです。イメージと感触が大切です。
 大事なことは4分の3の深さの感覚です。ギューッと踏む4分の4とギューッとではなく少し浮かせる4分の3との違いがとても大事なのです。このとき、「これくらいが4分の4、これくらいが4分の3」と想像しながら和音を弾いてみてください。
 4分の3は和音の音が、弾いた後、スーッとさらに伸びるような感じ、4分の4だと和音の音の伸びが感じられないはずです。よーく耳で聴き分けられようになると、ペダルの勉強は、もうほとんどできたも同然です。
 このように、ペダルは下まで踏み込むのではなく、少し余力を残して踏むのが正しい踏み方なのです。
 この深さの踏み方が自然にできるようになると、和音や音のクリア感が得られ、演奏のキレにも繋がり、ひと味もふた味も違ってきます。
 ペダルの初歩の踏み方は取りあえず終了ですが、あとハーフペダル(2分の1)、4分の1が残っていますが、機会があればまた述べようと思いますが、今度は曲ごと、作曲家ごとでのペダルの使い方も面白いかも知れませんね。
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