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ピアノの綺麗な音の出し方は?初心者が気を付けるべき練習方法(後編?)

ピアノの綺麗な音の出し方は?初心者が気を付けるべき練習方法(後編?)

札幌市南区真駒内の音楽教室「音楽工房G・M・P the 大楽アカデミー音楽教室」のピアノの大楽勝美です。

少し間が空いてしまいましたが、「初心者がピアノを気をつけるべき練習方法」の前編で、大まかですが姿勢、指などについて注意する概略を書きました。今日は後編の中で、少し具体的に細かく述べてみようと思います。ただ、後編と言ってもこれから書いていこうと思っている「ピアノの弾き方シリーズ」への序章としてお読みいただけるとありがたいです。

何せ、言いたいことがたくさんあり過ぎるのでが(笑)、本日のテーマは、特に「鍵盤に触れる時の指」について書いてみます。

では、始めましょう!

ピアノの鍵盤に触れる時の指の形、位置について

間違った指の置き方の例
初めての方でも長くピアノを弾いていらっしゃる方でも、鍵盤に正しく指を乗っけて弾いている方は意外に少ないんですね。
写真のように第2,3,4,5指を鍵盤に対して平行に置くように指導されている方が、非常に多いのではないかと思います。実際、僕もそうやって習った記憶があります。

リストやショパンなどの現代ピアノテクニック奏法においてこのようなピアノの弾き方は「百害あって一利なし」と言っても過言ではないくらい無駄です。
この場合の時、親指の位置をご覧ください。完全に鍵盤から外れてしまっています。

このような弾き方をしていれば、早いパッセージを弾く時に親指をくぐらせる時に鍵盤上に親指を持っていかなければなりません。親指だけでなくそれに付随した肘も動かさなくてななりませんので、間違いなく早く弾けるようにはなりません。

理想的な指の形や位置はどこ?

正しい鍵盤上の指の置き方の例
では、「鍵盤に置く指の理想的な形とはどういう形なのか?」
それは、まず鍵盤に指を置く時に、親指の第1関節がほぼ鍵盤と平行になるようにしてみます。
親指は、右手だと爪の左上隅辺りの爪との境目付近の肉が鍵盤に触れるくらいです。その場所でタッチすると、第1関節が少し内側に曲がるはずですので正しい目安となります。

他の第2,3,4,5指は鍵盤に対して、少し右斜め下がりになります。ショパンは、弟子たちに理想的な指の位置を教えるために右手を「ミ(1)、#ファ(2)、#ソ(3)、#ラ(4)、シ(5)の音の上に指を置かせて指導していたそうです。

このとき大事なのは、各指の鍵盤に触れる場所が指の先のぷくっとした所で鍵盤に触れるということです。特に小指のタッチする場所は右手の場合、爪の右隅の辺り、爪との境辺りの肉なので気をつけてみてください。指は立てないように気をつけましょう。

ショパンの指の置き方を実践してみると、「鍵盤にタッチする感覚」が実感できると思います。

親指の形についての補足(正しくない形)

間違った親指の位置と形例
違う角度から見た親指の形です。
もちろん鍵盤から外れてしまっていますし、他の指のタッチする場所もほぼ爪に近い方になってしまっています。

これでは、先ほど述べた早いパッセージを弾くのも無理ですし、音もきれいに出せません。

親指の形についての補足(正しい形)及びまとめ

発達した親指の例
この形が、現代ピアノテクニックにおける親指の位置、形となります。
この位置に指を置くと、さらに相乗効果としていいことがあります。

それは、「肘が張らなくなる」ことです。
親指の角度を合わせることによって肘が内転され、ちょうどお相撲さんが相手を押すときのように内側から外に拡がり、脇が締まります。
ピアノ奏法も同じで「内から外への動き」によって身体の中心点から右手も左手もスーッと伸びて鍵盤のそれぞれの端に到達します。
降りてくるとき(右手)、上がってくる時(左手)は逆に肘を張りながら戻ってくるのですが、その戻し方や弾き方は今後のシリーズの中で詳しくご説明することにします。

ピアノは親指が命と言ってもいいと思います。
そうです!
家庭で例えると、親指はやっぱり「一家の大黒柱」たる存在なんですね。
頼もしい大黒柱の下、がんばってピアノも上手になりませんか?!

音楽工房G・M・Pではこのような基礎の基礎からも丁寧にレッスンをしております。
ピアノテクニックに対しての皆さんの力は3か月くらいからどんどん進化していくこと、間違いなしです!

音楽工房G・M・P真駒内教室では、インターネットレッスン(Skype=スカイプ)も常時行なっておりますので、こちらも是非体験してみてください。
ご質問等ございましたら、お気軽にホームページの「contact」よりどうぞ。
みなさまのご連絡、心よりお待ちしております。
ではまた!



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