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ピアノの綺麗な音の出し方は?初心者が気を付けるべき練習方法(前編)

ピアノの綺麗な音の出し方は?初心者が気を付けるべき練習方法(前編)

 札幌市南区真駒内の音楽教室「音楽工房G・M・P the 大楽アカデミー教室」の大楽勝美です。

「ピアノを演奏するとすぐ疲れる」「手が痛くなって長時間ピアノが弾けない」「綺麗にピアノの音を出したい」

ピアノを始めたばかりの方やピアノ愛好者の方で、こんなお悩みを持つ方はいらっしゃいませんか?

実はこれらのお悩みは、ピアノを弾く姿勢やタッチを治すことで、解決できるのです!

初心者の方やピアノ愛好者の方にこそ読んでほしい、ピアノの練習方法をご紹介していきます。

今回は前編として概略をご説明します。

ぜひ、この記事を読んで参考にしてください。

ピアノを弾くにはまず姿勢から!基本の正しい座り方

ピアノの音をきれいに出す上で基本となるのが、座り方と鍵盤に対する指の使い方です。

鍵盤を『押し下げる』、『あげる』スピードの動作を効率的にできれば、変な力を加えることなく、楽にきれいな音を出すことが可能になるため、正しい座り方・指の使い方をマスターすることは、ピアノを弾く上でとても重要なのです。

では、早速正しい姿勢はどういったものかをご紹介します。

地球の中心を感じながら座る

ピアノは、綺麗なフォームで演奏するからこそ、綺麗な音が鳴ります。
猫背になると力が逃げてしまうため、背筋を伸ばしてください。

頭の先から身体の中心を通り抜けてご自分の重力が地球の深い中心部に繋がっているかのようなイメージで座ると、身体が安定して、楽な姿勢が得られます。
また、肩を上げないで腕の重さを感じことで、重さを利用して鍵盤を押し下げることができます。

力が入ると、腕の重さで鍵盤を押せませんし、筋肉が緊張状態になると、演奏していてすぐに疲れてしまいますので、ピアノを弾く際は、意識的に手首の力を、手首を支えるための最小限の力にコントロールできるようになるのが目標です。

椅子の座り方

まずは椅子の高さを、軽くて首を上げた時に肘が若干、腕よりも下がった状態になるよう、調節してみてください。
そして、椅子には半分程度腰掛け、深く座らないようにします。ご自分のおへそが真ん中の「ミ」に来るくらいが大体の左右の目安です。

両足を地面につけて、右足はペダルを使用しない場合でも右ペダルの上に軽く乗せ、左足は椅子の前足の左側にしっかり着地させて身体を安定させましょう。
足が不安定な状態では、重心が不安定になり、体が椅子からずれやすくなってしまいます。

いつも重心は身体の中心に、高い所や低い所を弾いていてもすぐに中心に戻れるようにしましょう。

鍵盤との距離

腕の長さなどに個人差が大きいので、明確な距離はありませんが、腕をクロスさせても肘が身体の側面にあたらないようにしましょう。
自分と鍵盤との間にバランスボール一個分の余裕があるとよいでしょう。また、ペダルは親指の付け根で、がに股の形でペダルの外側に曲がっているところを踏むと軽く踏めます。

自分に合った椅子の位置と高さなどを知るため、写真や動画で自分の弾いている姿を撮影すると良いですよ。

演奏時の指・手首は?

演奏する際、痛くなる個所はだいたい手首が痛くなることがほとんどです。
ピアノを弾く際の手の形は、指で鍵盤を触る箇所によって変わるので、手首の高さには必ずしもこだわる必要はありません。
弾く人にとって一番楽にピアノが弾ける高さが大事なのです。

ピアノの柔らかいふくよかな音は、爪の先から少し下がったぷくっとの膨らんだ指の部分で弾くことによって得られます。
手首の柔軟性も同時に習得できます。現代テクニックは、このタッチの習得から始まるといっても過言ではありません。
もう昔のような『手首を固めて、指を立ててしっかり弾く』はもはやテクニックとしては時代遅れと言わざるを得ません。

そして、この音の出し方を覚えると、何よりも『本物の、ピアノの綺麗な音』を体感できるようになります。
もちろん、手を壊したり、疲れることもありません。


指番号をマスターしてスラスラ弾こう!

ピアノの練習曲には、楽譜に指番号が書かれているものが沢山あります。

基礎練習で、しっかりと指の動きをマスターしておけば、のちに、指の動きがせわしない楽譜と出会っても、しっかりと指をうごかせるでしょう。
ただし、楽譜に描かれてある指番号は作曲家や楽譜を編集している人の手の大きさをもとに書かれてあるので、弾きにくいと思われたときは自分の弾きやすい指番号に変えてくださって一向にかまいません。

指番号を決める時は、色々工夫してよ根気よく自分の手にあった指番号を選んでください。
自分が一番弾きやすい指番号で根気よく練習することで、テクニックも上達します。

指の動きを細やかにするには?~スローテンポとアップテンポで弾いてみよう~

ショパンなどの繊細な曲の演奏には、指の細やかな動きの練習も欠かせません。
曲にある程度慣れてきてゆっくり弾けるようになったら、いきなりテンポを早く練習することをおすすめします。
そして、早く弾いた後は弾けなかったところをチェックしてまた、ゆっくり弾いてみましょう。そして、それを繰り返してみてください。

『ゆっくりから段々早く』という練習方法は、1曲を仕上げるのに1~3か月かかってしまいます。
これはいい練習方法ではありません。今は『極端にゆっくり⇔極端に速く』を繰り返すことによって、タッチのコントーロールを身に付けることができるようになります。そして何よりも、練習をする方のモチベーションが『速い曲の出来上がり』を常に意識したものになり、しっかりとした出来上がりイメージを以って練習に励めるからです。

メトロノーム練習はテンポの狂いを修正してくれます。でも、いつもメトロノームを使う必要はありません。メトロノームの使用過多は、気がつかないうちに音楽を息苦しくしてしまっていることがあるので、使い方を工夫してください。

表現力がアップする方法~スタッカート練習を加えよう~

かつて、漫画や映画で大ヒットとなった「のだめカンタービレ」で、多くの人がガーシュウィンの曲に親しみを持つようになりました。
ガーシュウィンの曲では、茶目っ気あふれるような所が人気となっています。

そんな茶目っ気あふれる演奏を叶えるには、スタッカート練習なども取り入れて軽い張りのある音色を作ってみましょう。
スタッカートを練習すると指の腱が鍛えられ、音色感もまた増えて、表現力アップにも役立ちます。

『リズム練習の功罪』については次回で説明する予定です。

ピアノは正しいメソッドでの基礎練習が大事。レッスンでさらに上達!(まとめ)

ピアノの基礎練習は、毎回の練習で習慣にしておくとよいですが、気を付けていても、自分では気づけない改善点もあることでしょう。

上達するには、早めにレッスンを受けて、悪い癖がつかないようにすることも大切です。
お好きな曲を正確なメソッドで練習しながら、その練習方法を第三者から見てもらうことで、ピアノは確実に上達していきます。

また、大切なのは何度も繰り返して、身体に覚えてもらうことです。
自転車や逆上がりでも、慣れるまでは身体の意識がほかにいってしまいますが、
慣れてしまえばある程度、身体が勝手に動いてくれますよね、それと同じです。

北海道で、ピアノを効率よく習得したい、基礎からじっくり学びたい方は、
ぜひ【音楽工房G・M・P】へご連絡ください。
経験豊富な講師が、あなたに最適なピアノのレッスン方法をお伝えします。
インターネット(Skype=スカイプ)によるレッスンも行っておりますので、興味のある方はぜひ、そちらも体験してみてください。

では、後編もどうぞお楽しみに!
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